2017/12/05 17:53

表情がここまで豊かな革を僕は見たことがない。
皮から革にするために、使っているのはミズナラ・カシワの樹皮、ブドウの果皮、塩、ひまし油、水のみ。
染色は一切せず、茶色く濃淡が出ているのはすべてタンニンの色だ。
体の部位ごとに異なったシボ(しわ)が走り、
生きていたころの体の形に沿って立体的になめしあがったエゾシカの革は
製品にするにはあまりに生命の存在感がありすぎた。
山で命をいただき、その同じ山にあるもので丹念に鞣しあげたこの革は
僕にとって伝えきれないほどの物語性に満ちている。
命が命としてまだその息づかいを色濃く残し、使い手の元に渡った時、その人生が交差していく。
愛をこめて贈るEZO LEATHER WORKS 渾身の一品。(写真は名刺入れ)
近日中に、数量限定で発売予定。(製作協力:SLOTH Leather factory)